メディカルヘアサロン・西ヶ原・西巣鴨の美容室ヴァンテアン

育毛剤について

育毛剤で効果が高いのはミノキシジル系とアデノシン、センブリエキスにフェナステリドです。

ミノキシジル

1960年代にアップジョン社（現在のファイザー）が創製し、高血圧の経口薬として用いられていた。しかし後に髪を育成し脱毛症を回復させる効果が発見され、1980年代にアップジョンがはげや脱毛症の治療用として2%のミノキシジル外用溶液を「Rogaine」として販売し始めた。内服薬としては副作用が発見されたため頭部に塗布する液状の外用薬として売られている。

ミノキシジル系の育毛剤の代表はリアップやスカルプDです。

アデノシン、センブリエキスもやはりミノキシジル系と同じように血管拡張作用で、毛母細胞への血流量を上げることによる育毛効果です。

効果はミノキシジルよりは劣ります。

と言うとミノキシジルの方が良い！と思われがちですが、じつは落とし穴が。

人間は生物的恒常性（ホメオスタ-シス）が有ります。

解り易く言うと慣れてしまうという事です。

殺虫剤、殺鼠剤が生物的恒常性で効果が弱るのと同じ事です。

なので若い頃に最初にミノキシジル系を使ってしまうと、慣れてしまった時に次が無いのです。

そのいい例が志村けんさんや東国原英夫さんです。

最初は弱いものから始めるのが良いでしょう。

たまに変えるのはお勧めです。

アデノシン系はアデノバイタル。

センブリエキス系がチャップアップ、ニューモや柑気楼です。

フェナステリド

フィナステリド（finasteride)は、アメリカメルク社が開発した抗アンドロゲン薬。2型5-α還元酵素を阻害して、男性ホルモンテストステロンがDHT（ジヒドロテストステロン）に転換されるのを抑制する。高用量(5mg/day)で前立腺肥大症・前立腺癌に対して抑制的に作用する。Proscar等の商品名で海外で販売されているが、日本では前立腺の治療薬としては未承認。

低用量（0.2または1mg/day）で、男性型脱毛症(AGA)に対して脱毛抑制効果を認め、プロペシア（Propecia）の商品名で多くの国で発売されている。プロペシアの日本での特許は2015年に切れており、各社から後発品が発売されている。

 以上Wikipediaより

フィナステリドはAGA治療薬育毛剤は処方箋による発毛剤です。

男性型脱毛抑制効果剤のため、女性には効果が低いと思われます。

更にはミノキシジル、フェナステリドそれぞれに副作用があります。

ミノキシジルの副作用は痒み、発疹、心不全、突発性難聴、アナフィラキシー症状、肝機能検査異常

フェナステリドの副作用は男性機能の減退です。