実は『AERA』 2010年10月11日号 に私が登場させて頂いた事がありました。
きっかけは小学校の同級生のライターの福光恵さんからの問い合わせです。
「AERAで今度美容業界について書くんだけど、業界の内情を教えてくれん?」福光
「ほう、何を書くねん?」Me
「リーマンショック後の不況にもかかわらず、店が増え続ける美容業界の強さを記事にしろという編集局の希望で!」福光
「????、君等何勘違いしてんねん?」Me
その頃、明らかに美容業界の空気が変わったのを感じていました。
1990年代後半からのカリスマブームで美容室は増え続けました。
更に2000年以降はEARTHを始めとしたセット面10面以上の大型店の出店が増えます。
つまり、美容師数がそれ以前とは比べ物にならない位増加します。
完全なオーバーストアー状態に陥ります。
ディスカウントに歯止めが掛からず、それまで上がっていた美容師の賃金の上昇は完全に止まります。
そこへ社会保険の加入が襲い掛かります。
美容室の閉店の話が頻繁に耳に入るようになります。
練習時間が残業とみなされ、大手美容室チェーンAsh(アッシュ)と、子会社のハイパーが従業員338人に対し、約4,800万円の未払い残業代を支払ったのも2008年です。
残業代未払いで訴えられ、数百万の残響代の支払命令を受ける美容室が続出します。
スマホが復旧し、SNSの間で『練習=残業』の概念が広がります。
スタッフはそれをいい事に練習をしなくなります。
チェーン店を始め歳多くのサロンはコンプライアンスを重視し、技術と教育を軽視します。
明らかに美容業界の質が低下しました。
この業界の現実を福光さんに説明すると後日、福光さんから
「編集長から代田を取材しろ!という命令が来たので取材して良い?」
となったのがきっかけです。
その前には業界紙に登場してます。
当時一世を風靡していたカリスマ美容師ACQUAの綾小路竹千代さんとの対談です。
この時、NHKが取材に来ていて、NHK総合TVでもオンエアーで登場させて頂きました。
当時、TVによく出ていたMCの綾小路竹千代さんから
「全国ネットのTVに出ると、反響あるよ!」
で、大盛り上がりの対談でした。
これをきっかけに、原宿の多くの美容師との交流の機会が持て、色々と勉強させて頂きました。
其の後 2016.10.21
『所さんの学校では教えてくれないトコロ!』 に
当時の竹ノ塚店で地上波TVに登場。
6〜7人のエキストラがいらしていたのですが、差し出がましいながら彼らを差し置いての主役でした。
MCははんにゃの金田哲さんです。
DVDがあるのですが、未だ「欲しい!」との問い合わせは皆無です。
これらのメディアへの露出は友人等からの反響や電話はあれど、営業面においては何の効果も有りませんでした。
綾小路竹千代さんが昨年9月19日、逝去なされました。
頭の回転が非常に早いのですが、おごりの無い人柄でした。
ただ
「僕は本当はDJかダンサーになりたかったのよ!」
との言葉には、思わず苦笑いしてしまいましたが。
謹んでここにご冥福をお祈り申し上げます。
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