『市販型を大胆予想 新型フェアレディZ 発売は2021年末 価格は450万円から』
6代目 Z34型系から12年たってのモデルチェンジにしてはショボ過ぎ。
『NISSAN FAIRLADY Z』
初代のZは2Lモデルだったが、輸出車はポルシェシンクロの5速MTが組み合わされたスケールアップ版の240ZL型エンジンの中でもっとも素性が良いと言われたL24型ユニットだった。
『1969年(昭和44年)10月18日 発表
第16回東京モーターショー(10月24日)開幕での初公開に先駆け、10月18日に発表され、11月より販売が開始された。
日本国内では「Z」「Z-L」「Z432」の3グレードが発売された。 「Z」「Z-L」はSUツインキャブレターを装備したSOHCのL20型エンジンを搭載。Zはベースモデルで4速MT。Z-Lは5速MTを搭載し、AMラジオ付きカーステレオ、助手席フットレスト、リクライニングシートなどの装備を充実させたモデル。 Z432は旧プリンスで開発したソレックス3キャブを装備したDOHCのS20型を搭載した高性能バージョン。 「432」のネーミングは、「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」の意であり、搭載されるS20型エンジンの構造に由来する。 また、競技用ベース車両として公道走行不可(のちにナンバー取得できるようになった)の「Z432R」も用意された。アメリカとイギリスでは2.4LのL24型エンジンを搭載した「ダットサン240Z」(HLS30 / HS30型)を発売。』
Wikipediaより
240ZGはサーキットでは抜群の速さを見せつけ、多くのレースでライバルを圧倒していた。
特に雨天での強さは抜きんでていて、当時『雨のフェアレディ』と呼ばれていた。
更にZ432の「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」エンジンは当時のスカイラインGT-Rと同じエンジンである。
フェアレディZは世界一売れたスポーツカーだった!
GTRやZ432と比べ、同時期に世に送り出されていたTOYOTA2000GTはレースでの実績が少なかったこともあり、60年代以前生まれの世代にとってNISSAN&DATSUNブランドノ方が絶対的だった。
しかしながらスカイラインGTRとZ432の心臓であるS20型エンジンは昭和1973年の排出ガス規制をクリアーできず、レースカーもコンセプトカーが発表したものの実際のレースへ参加することは無く、3か月後の4月末をもってフェアレディZ432はスカイラインGTRと共に生産・販売が終了した。
これ以降8年以上NISSANからDOHCのエンジン搭載車が姿を消してしまった。
その間にライバルのTOYOTAはセリカを始めとしてレビン&トレノやカリーナ等のDOHC搭載車を世に送り出し続けていた。
それらは直列4気筒エンジンにも関わらず、DOHCはSOHCに比べはるかに高性能であるというイメージにより、この頃からブランドイメージに於いてTOYOTA>NISSANの図式が強くなった。
1981年8月に登場した6代目のR30系スカイラインでやっとDOHC世に送り出し復活をアピールを図ったが直列4気筒エンジン だったためGT-Rを名乗らなかった。
同年TOYOTAはDOHC2800CCエンジン搭載のソアラを登場させ、NISSANは出鼻をくじかれた。
その後はNISSANは1983年以降ターボエンジンに大きく舵を切り、3代目 Z31型系 (1983年 - 1989年)では伝統の直6に代え、Z初のV6エンジンを搭載。2LターボのVG20ET型と3LターボのVG30ET型を設定し、どちらもSOHCながら後者は230PS(グロス値)という当時の国産車最強のパワーを実現させた。
そして息を吹き返すものの、官僚的企業体質により自滅の道へと進んで行く。
4代目 Z32型系 (1989年 - 2000年)では当初は日産としては同時期のスカイラインGT-RやインフィニティQ45とともに300PSを出し、300PSトリオとして発売する目論見であったが、運輸省(当時)からの指導により3車種とも280PSに抑えたという経緯がある。
そして今回のフェアレディZは7代目となる。
こうしてZの歴史を見てみると、日産に勢いがあったのは80年代まで。
現在ではポルシェを上回るポテンシャルを持つNISSANのGT-R(R35型)。
ならばフェアレディZはGT-Rと同性能であり続けて欲しかった。
しかしながら最早日産にはその力は無し。
1977年に登場した2代目セリカは、1979年にマイナーチェンジの際「名ばかりのGT達は、道を開ける」という挑発的なCMを流した。
1968年、日産とプリンスの合併後に発売された3代目スカイライン「ハコスカ」の開発責任者となった櫻井眞一郎はこれを見て激怒したという。
BGMがビートルズでは無く、ローリングストーンズの『サティスファクション』というのが何とも言えない。
企業としてのスタートが日産コンツェルンの一員であったことから最終的には企業体質が官僚体質であり、それがガバナンスの低下につながり近年の企業停滞になったのであろう。
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