今年の夏は日航ジャンボ機墜落事故から35年でした。
気になる記事があったので書いてみました。
『「JAL123」騒動が映す月日の流れと揺らぐ働く意義』
『JALなどの航空業界だけではなく、いかなる業種においても、「なぜ、何のために、自分がここにいるのか?」という信念が熟成されなければ、不幸な事故は起こるし、自分自身の職務満足感が満たされることもない。
それは「現場の力」が失われていくことでもある。
そういった先輩と後輩が、上司と部下が関わる機会が、今後ますますなくなってしまうのではないか?
その転換期に今私たちはいるのではないか?そう、思えてならない。
既に「働き方」「働かせ方」の羅針盤は、「効率化」の方向に加速し、「クオリティー・タイム=質の高い時間」が重視され、
「クオンティティー・タイム=量を伴う時間」は淘汰されていく可能性が高まっている。
コストパフォーマンスを最適化することは、「仕事・家庭・健康」という幸せの3つのボールを回し続けるためには必要だろう。 しかし、生産性や効率化とは一見無縁な無駄話や無駄な関わりでしか、育まれないものがある。
現場に必要な知識のかなりの部分は体系化するのが難しく、暗黙知のままにとどまり、人々の中に体現され、
日常の業務や仕事のなかに現れ、引き継がれていくものだ。
極論を言えば、「職務満足感」という言葉さえ通じない時代がきてしまうかもしれないという危機感を抱いているのである。』
という件があるが正に的を得ていると思う。
労働者を過度に保護する社会に不安を感じる。
確かに過労死の問題は見過ごせないが、失業保険の不正受給や行き過ぎたる未払い賃金請求。
労働者の甘やかしになりかねない働き方改革。
今の日本の休日数は世界の中でもかなり多い方です。
国は有給休暇消化率を高める方向に向かっています。
しかしながら有給休暇消化率 100%になると南米やギリシャ並みの労働時間になってしまう。
これらはデフォルト国家。
多くの経済学者が日本もデフォルト国家に陥る危険性を指摘しています。
70年代後半から80年にかけて海外ではいたるところで『Made in JAPAN』を目にした。
それは後の日本企業の大躍進に繋がった。
私がヨーロッパにいた87年は『Made in KOREA』が席巻していた。
1988年にはソウルオリンピックが開催され、韓国の大躍進を感じたがそれは無かった。
多くの経済学者は当時から韓国の政治が経済の足を引っ張る問題点を指摘しており、それが経済発展の足かせになっていた。
80年代後半、日本の一人当たりのGDPはアメリカを抜き世界トップになりました。
円は世界最強通貨になり、東京の土地でアメリカ全土が買えると言われました。
多くのアメリカの不動産や企業が日本企業によって買収されました。
またモータースポーツにおいても多くの日本企業がオーナー&スポンサー企業として参戦していた。
70年代から始まったアメリカの凋落も原因なのですが。
ところが90年からアメリカの巻き返しが始まります。
対して日本はバブル崩壊も重なり衰退がはじまります。
急激なバブル崩壊は日本にとっては長きに渡る経済の停滞となります。
急激なバブル崩壊は失政との指摘が多くあります。
戦犯はプラザ合意した時の大蔵大臣宮澤喜一と首相の竹下登。
その後アメリカの逆襲が始まり、次々とアメリカの資産を安値で買い戻された。
90年以降何故アメリカが復活したのか?という論議があらゆるところで行われました。
結論は日本人よりアメリカ人の方が働く!だった。
国家繁栄は勤勉の上に成立する。
91年のバブル崩壊以降、政府は経済対策の一環として休日を増やし労働者の手厚すぎるくらいの保護政策を推進します。
また外国資本の積極的受け入れ政策を取ったため、日本企業の株主配当金は欧米並み企業になります。
それは企業の優先順位は労働者より株主となり、労働者は自身の能力以上の厚遇に甘えるような環境を生み出しました。
結果、あまりにもロイヤリティというものを無視しすぎている現代社会に繋がったのです。
何か間違っている気がする。
ところで記事の中に
『1985年、8月12日18時56分の瞬間を経験していると、あのとき「自分が〇〇にいた」という記憶と結びついているので記憶の箱から決して消えることはない。』
とあるが、まさに私もその一人でです。
その時私は夏休みで友人達と共に鴨川の民宿にいました。
夕食を終え部屋でくつろいでいるとテレビがニュース速報に切り替わり、日航機消息不明のテロップが流れ緊急特番に。
翌朝事故現場からの各局一斉中継。
未だに鮮明に覚えています。
520名の死者で検視作業等大変だったようです。
棺桶も全国から集めなければ間に合わなかったと後に解りました。
遺体の検視兼安置所となった旧藤岡市民体育館では心霊現象と悪臭が取れないため、事故後取り壊されました。
自衛隊による誤爆説など陰謀論が囁かれていましたが、原因は修理ミスによる隔壁の破壊で間違いないようです。
日本航空は遺族に賠償はしたものの、裁判や原因究明には動きませんでした。
要するにアメリカに対してつまらぬ詮索と追及をするな!という国家圧力しょう。
映画『沈まぬ太陽』(原作山崎豊子)と『クライマーズハイ』(原作横山秀夫)、小説と共にお勧めです。
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