この方はずっ〜と頭皮の痒みに悩まされていたそうです。
初めてご来店頂いた際、カウンセリングシートで頭皮のかゆみをチェックしていました。
普段はホームカラーなのですが、カラーの後には痒みがひどくなるとの事でした。
頭皮チェックをしてみますと、乾燥による細かいフケが見られます。
ホームカラー後に顔の腫れや頭皮に瘡蓋等も出来ないのでジアミンアレルギー、接触性皮膚炎ではないと思われます。
アミノ酸のシャンプーに変えて頂きました。
使い始めて5ヶ月、痒みが無くなったそうです。
シャンプー剤の内容成分について解説します。
今、お使頂いているアミノ酸シャンプーの内容成分です。
内容成分がシャンプー剤のボトルに表記されています。
含有量の多い順に書かれています。
シャンプー剤で問題なのが界面活性剤の種類です。
ピンクで囲っているのが界面活性剤です。
*ココイルグルタミン酸TEA
髪の毛の成分で2番目に多いアミノ酸です。
因みに調味料の『味の素』はグルタミン酸です。
食べられる位安全な界面活性剤です。
*オレフィンC16-14)
*スルホン酸Na
この2つはα-オレイン酸系の界面活性剤です。
アミノ酸と比べると刺激は有りますが、ラウリル、ラウレス系の高級アルコール系と比べると低刺激性です。
コミカドDEAは気泡剤としての安全な界面活性剤でほぼすべてのシャンプーに入っていますので問題ありません。
まあまあ安全なシャンプー剤です。
但し含有量の順番がオレフィンスルホン酸がグルタミン酸よりも多く有るものは刺激性が強くなります。
エタノールが1番最後に表記されていますが、これはパラベンと同じ防腐剤の役目です。
但し、
【MARKS&WEB-ハーバルアミノシャンプー】
水、エタノール、ラウリルグルコシド、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ポリソルベート20、ラベンダー油、ローズマリー葉油、褐藻エキス、ワイルドタイムエキス、カキタンニン、グリセリン、BG、グルタミン酸ジ酢酸4Na、クエン酸、ポリクオタニウム-10、エチルヘキシルグリセリン、塩化Na、グリコール酸Na
このように水に次ぐ含有量の物が有りますが、エタノールは乾燥を促進するので、若い男性以外はお勧め出来ません。
こちらは純粋な高級アミノ酸シャンプーです。
界面活性剤はココイルグルタミン酸のみです。
白髪や細毛、薄毛が気になる方や、接触性皮膚炎、超過敏症の方の場合は、
このような純粋なアミノ酸シャンプーをお使いになる事をお勧めいたします。
最後に一般的なドラッグストアで売られているスタンダードなシャンプー剤の内容成分です。
*グリチル酸ジカリウム
消炎効果のある植物由来成分です。
皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性、光毒性、光感作性もほとんどありません。
*ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム
高級アルコール系の界面活性剤で、ぼラウレス硫酸ナトリウムと同じものです。
*ラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸と並ぶ高級アルコール系界面活性剤の王道です。
強洗浄力と強刺激性が皮膚には悪影響です。
*ラウリルヒドロキシスルホベタイン液
*ラウリン酸アミド
*ラウリン酸プロピルベタイン液
この3つは比較的安全な両面界面活性剤です。
*エタノールが次に来ます。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸Na(ラウリル硫酸Na)が入っているものはお勧めできません。
抜け毛、細毛、白髪を促進します。
育毛剤の効果も失わせてしまいます。
エタノールの含有量も多いので頭皮を乾燥させてしまいます。
老化の原因は乾燥です。
参考になりましたでしょうか?
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