最近カラークリームシャンプーについて、多く質問を頂きますので解説させて頂きます。
先ずはクリームシャンプーというものについて説明します。
Googleでクリームシャンプーを検索すると。
クリームシャンプーの特徴は?
クリームシャンプーは界面活性剤を使用しておらず、保湿成分を多く配合しているという特徴があります。
そのため、頭皮に必要な皮脂を落としすぎることなく、髪に潤いを与えながら優しく洗えるのです。
髪のパサつきや広がりにアプローチしたい方、頭皮の乾燥によるフケやかゆみをケアしたい方におすすめ。
とありますが。
実は、界面活性剤は使用しています。
クリームシャンプーを解説していますのでこちらをお読みください。
『クリーム系のシャンプーについて。』
『クレムドアン ブラック クリームシャンプー』
サイトを見てみると
「クレムドアンはこれだけの実力商品なため、通常は¥8,800と高級レベル。」
のキャッチコピー。
ケラスターゼの
『KERASTASE ケラスターゼ CH バン クロノロジスト R 250ml 黒 ブラック』
並みの価格です。
ケラスターゼが高価なのは
アビシン(健やか成分):深海3000mに生息する微生物から抽出されたエキス
ビサボロール(保湿・健やか成分)
ヒアルロン酸Na(うるおい・保湿)
グルコリピッド(エモリエント効果・健やか成分):サフラワーグルコシド
ビタミンE(コンディショニング成分):トコフェロール
アルガンオイル(保湿・補修):アルガニアスピノサ核油
ロレアルセラミド(補修成分):オレアミドオクタデカンジオール
などの高価格な内容成分を含んでいるからです。
すると 『クレムドアン ブラック クリームシャンプー』はアンケートでお得に買える。
何と¥1,980(税込)
更に、限定クーポンあり!
500円OFF
つまり、¥1,480で購入できるんです!
この段階で最早眉唾物?
但し、
2回目以降は3,980円みたいです。
通常の高品質なアミノ酸シャンプー剤の平均価格が 3,000円/300ml前後なので
それよりは高価です。
クレムドアン ブラック シャンプー 全成分
水、グリセリン、ミリスチルアルコール、パルミチン酸イソプロピル、ベヘニルアルコール、BG、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアルトリモニウムプロミド、ハイブリッドヒマワリ油、DPG、チャ葉エキス、パールエキス、カミツレ花エキス、ラベンダー花エキス、セージ葉エキス、ホホバ葉エキス、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス、マコンブエキス、ローズマリー葉エキス、メントール、ハチミツ、マカデミア種子油、アカミノキ木エキス、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、アストロカリウムムルムル種子脂、カニナバラ果実油、アーモンド油、オリーブ果実油、ヤシ油、ラリックスエウロパ木エキス、グリシン、炭、酸化鉄、リンゴ酸、塩化亜鉛、デキストラン、アセチルヘキサペプチド-1、アセチルチロシン、PPG-3カプリリルエーテル、オクチルドデカノール、イソステアリン酸水添ヒマシ油、イソプロパノール、プロパンジオール、フェノキシエタノール、香料
クレムドアンブラックシャンプーの界面活性剤は次の4つです。
*ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
*ポリソルベート60
*ステアラミドプロピルジメチルアミン
*ステアルトリモニウムプロミド
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルとポリソルベート60は比較的安全なノニオン界面活性剤です。
ですが、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルは高い洗浄力で脱脂します。
ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアルトリモニウムプロミドの2つは、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)です。
『ヘアボーテ ボタニカルカラークリームシャンプー』
ここも見てみると
通常価格は5,270円とちょっとお高め。
初回限定62%OFF
通常価格5280円のところ1,980円とある。
??クレムドアンブラックシャンプーの初回限定と同じ。
ヘアボーテ ボタニカルカラークリームシャンプー 全成分
水、BG、グリセリン、ソルビトール、尿素、水添ナタネ油アルコール、PPG―1/PEG―1ステアラミン、エチルヘキサン酸セチル、グリシン、リゾレシチン、ミツイシコンブエキス、環状リゾホスファチジン酸Na、加水分解卵黄、アセチルヘキサペプチド―1、ラリックスエウロパエア木エキス、アセチルチロシン、チャ葉エキス、フィトスフィンゴシン、ザイモモナス培養エキス、ハチミツエキス、卵殻、炭、グリチルリチン酸2K、卵殻膜、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン、加水分解シルク、ハチミツ、加水分解コンキオリン、セイヨウヤブイチゴ葉エキス、ココイル加水分解コラーゲンK、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、ポリクオタニウム―61、ポリクオタニウム―47、センブリエキス、ビワ葉エキス、 オウゴン根エキス、ノイバラ果実エキス、シャクヤク根エキス、マグワ根皮エキス、トウキ根エキス、クララ根エキス、アカヤジオウ根エキス、オタネニンジン根エキス、オプンチアフィクスインジカ種子油、ハイブリッドサフラワー油、ホホバ種子油、オリーブ果実油、ゴマ油、アサ種子油、アルガニアスピノサ核油、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイルアラニンTEA、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、γ−ドコサラクトン、(アクリル酸ブチル/イソプロピルアクリルアミド/ジメタクリル酸PEG―18)クロスポリマー、加水分解ウールキューティクルタンパク、ココイルアルギニンエチルPCA、レモングラス葉油、マルトデキストリン、デキストラン、トレハロース、スクワラン、セバシン酸ジエチル、イソステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、ラウリン酸ポリグリセリル―10、オレス―20、ベヘントリモニウムメトサルフェート、ポリクオタニウム―10、ステアラミドプロピルジメチルアミン、イソプロパノール、エチルヘキシルグリセリン、ペンチレングリコール、塩化亜鉛、乳酸、炭酸水素アンモニウム、エタノール、塩基性青99、HC青2、塩基性赤76、塩基性茶16、HC黄4、HC黄2、4―ヒドロキシプロピルアミノ―3―ニトロフェノール
ボタニカルカラークリームシャンプーの界面活性剤は
PPG―1/PEG―1(カチオン界面活性剤)
ステアラミンリゾレシチン(ノニオン界面活性剤)
クレムドアン ブラック シャンプー、ボタニカルカラークリームシャンプー、両方とも主成分は水、BG、グリセリン、ソルビトール(アルコール)です。
BGはグリセリンと同じ様なものです。
シャンプーは陰(マイナス)イオンをもったアニオン活性剤が主成分です。
それに対してリンスやトリートメントは陽(プラス)イオンをもったカチオン界面活性剤が主成分です。
カチオン界面活性剤は毛髪によく吸着します。
当然、地肌にも吸着します。
シャンプーの陰(マイナス)イオンをもったアニオン活性剤は剥がします。
それが汚れを落とすのです。
全てのクリームシャンプーはその特徴上カチオン界面活性剤を使わないと出来ない製品です。
特にカラーは吸着性でないと色は染まらない。
カラークリームシャンプーを簡潔に説明しますと
汚れは油とアルコールで落とします。
吸着性のカチオン界面活性剤で手触り感を高め、着色効果を出します。
カチオンの刺激性を抑えるためにノニオンという界面活性剤を配合しています。
こんな感じですかね?
界面活性剤の低刺激性の順番は
ノニオン>アニオン>カチオン
です。
私の個人的な感想ですが
メリットシャンプーやLUXシャンプーなどの高級アルコール系のシャンプーよりは髪の毛と頭皮には良いと思います。
但し、10分位クリームシャンプーを浸けたまま放置しないと染まらないとあります。
カチオン界面活性剤を浸けたまま10分!というのはお勧め出来ません。
ネット上では
「カラークリームシャンプーは染まらない!」
の書き込みを多く見かけます。
それとこの内容成分にしては価格が高すぎます。
この値段なら良質なアミノ酸が買えます。
皆様の参考になれば幸いです。
#酸性パーマ#ノンジアミンカラー#ヘナ#香草カラー#ザクロペインター
#西ヶ原#西巣鴨#西ヶ原四丁目#ヘアーサロン#美容院#美容室#メンズサロン
#髪質改善#頭皮トラブル#白髪ぼかし#ジアミンアレルギー