やたらネット広告が出てくる『アミノ酸系シャンプー「アロマのやさしさ」』を実際に私が使った感想を書いてみます。
『アミノ酸系シャンプー「アロマのやさしさ」』
良質なアミノ酸シャンプーよりはやや安めです。
書いてあることは概ね正しいようです。
但し、
シリコンについて
「撥水性を持つ成分でカーワックスに使われていることでもよく知られています。
シャンプーに配合した場合、シリコンは髪の表面に吸着して、即効的に手触りが良くなったように感じさせてくれる大変便利な成分です。
ところが、実はシリコンには髪や頭皮の健康を根本的に改善する働きはありません。」
とありますが、
一般的に化粧品に使われているシリコンはジメチコン(ジメチルポリシロキサン)と呼ばれるものです。
水溶性の透明で、不活性、非毒性、不燃性であり、表面張力を低下させる特異なレオロジー(流動)特性を持つ。
その用途は、コンタクトレンズや医療機器、シャンプー(髪にツヤと滑りを与えるため)、食品(消泡剤)、コーキング、潤滑剤、耐熱タイルなど多岐にわたる。
つまり、無害。
一方、カーワックスなどの工業製品に使われるシリコンは、
高分子で合成樹脂として用いられ、一般に「シリコン樹脂」あるいは略されて「シリコン」と呼ばれるものです。
この別物のジメチコンとシリコン樹脂を同一視するのはもってのほかです。
それと着色料、パラベン、合成香料不使用を謳っていますが・・・
着色料はアイシャドウやルージュに使われている安全なものです。
パラベンは防腐剤として食品にも使われています。
単一成分に分類される合成香料は、不純物などが少ないため天然香料に比べて肌への刺激が少ないことが特徴です。
天然香料のラベンダー油には通経作用やホルモン作用を促すものがあり、最悪の場合には早産や流産の危険も伴う
という報告があります。
また、天然香料は自然から採れたものである以上、栽培地の土壌汚染などの情報も分からないことも多く、天然の精油に含まれる不純物のリスクは避けられません。
まさに煽りの如くのキャッチコピーです。
<成分>
水(精製水) ココイルグルタミン酸TEA ラウロアンホ酢酸Na ラウラミドプロピルベタイン コカミドメチルMEA ラウリン酸ポリグリセリル-10 ラウラミノプロピオン酸Na ココイルアラニンTEA ラウラミンオキシド ホホバ油 コムギ胚芽油 オレンジ油 ローズマリー油 ティーツリー油 ラベンダー油 ベルガモット果実油 オニサルビア油 グリセリン カミツレエキス セイヨウハッカエキス メリッサエキス セージエキス レモングラスエキス ユズ果実エキス 乳酸オレイル クエン酸 ミリスチン酸ポリグリセリル-10 ポリクオタニウム-10 BG 塩化Na メタリン酸Na エタノール フェノキシエタノール
水(精製水)?
普通、化粧品類の原材料には精製水を使いますが。
わざわざ誇示したいようです。
ココイルグルタミン酸TEA〜ココイルアラニンTEAまでが界面活性剤ですが、全て安全なアニオン(陰イオン)とノニオン(非イオン)界面活性剤です。
加水分解コラーゲンのような補修成分は入っていません。
コストカットの為? 補修、保湿成分はオイルばかりでかなり残念。
なので、ダメージを補修するような効果はあまりありません。
マイルドなシャンプーです。
泡立ちもしっとり感も問題ありません。
非常に低刺激でしっとりした洗浄力ですが、オレンジ油の清浄作用もあってそれなりに汚れは除去できるでしょう。
ただ乾くと頭皮が乾燥します。
試したのが冬だったのもあり、私は使用中に小雪のようなフケに悩まされました。
黒やネイビーのジャケットは着れない程。
おそらく乾燥肌、ダメージヘアの方には不向きでは?
脂性の男性と子どもや赤ちゃんには良いかもしれません。
それとボディソープ代わりにはお勧めです。
石けんより全然良いと思われます。
因みに、ボディソープは高級アルコール系の界面活性剤満載の非常に危険な代物です。
参考になりましたでしょうか?
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