この時期になると喪中のはがきが届きます。
先日も喪中のはがきが届きました。
差出人の方の御名前に見覚えがありません。
住所は大阪。
本文に目を移すと
「本年5月7日にかねてより病気療養中の夫研一が・・・・・・」
「えっ、何?」
そこには大学時代の親友の名前。奥様からでした。
彼とは卒業してから1度位しか会えませんでしたが年賀状で近況報告はしあっていました。
今年は我が家が喪中だったので年賀状を頂いていません。
去年の年賀状にはいつも通りの変わらないコメントが書いてありました。
大学入学と同時に始めたサーフィン仲間です。
毎週のように彼を含め友人達と千葉の海に通っていました。
彼は同じ年で同級生でしたが留年します。
4年生になると周りの同級生は就職活動で忙しくなり、サーフィンどころではありません。
しかしながら家業の美容を継ぐことになっていた私は就職活動がありません。
下級生になった彼とも変わらず海に通っていました。
しかも彼は4年時になると就職がすんなりと決ったので、彼が卒業するまで5年間の付き合いでした。
就職活動の時、何度か潮焼けした髪を黒く染めに私の所へやって来ました。
彼は就職が損害保険会社だったので全国転勤になり、彼との海付合いは終わりました。
転勤族で年賀状は2年で住所が変わっていたような気がします。
20年くらい前の年賀状に「東京に移動になりました。近いうち飲もう!」とのコメント。
しかしながら翌年の年賀状では「佐世保に転勤になりました。」
そんなんでお互い結婚してからは1度も会えず。
その頃、「今はもうサーフィンはやっていないけど、スノーボードを楽しんでいる!」と書いてあったのを覚えています。
近年は写真の年賀状でなかったのと彼自身SNSをやっていなかったので、彼がどのような歳の取り方をしていったのかは分かりません。
年賀状に「SNSいつも見てるよ!」と書いてあったので、彼は私のSNSで死ぬまで私を含め一緒に通った九十九里浜の風景を見ていたのでしょう。
失礼とは思いながら奥様に電話にてお話を伺いました。
肝臓癌。
3年前に見つかりその時に余命宣告を受けたそうです。
抗がん剤治療を続けてきたが残念ながら。
実は彼の父親も彼が大学4年時に早世なさっています。確か肝臓がん。
彼は我々がアル中を心配するほどの大酒のみだったので肝硬変からかと思いましたが、それ以前に既にB型肝炎だったとのこと。
アルコールは相変わらずで最後は病室でも飲んでいたそうです。
自分で不謹慎と言いながら「酒も無くなったら淋しすぎるから!」呟きながら。
大阪に行く事が有ったら墓参に伺うことを約束して電話を切りました。
親友を失うのは初めてです。
流石にこたえました。泣けた。
彼は山口県萩の出身です。
「萩はいい所だ、一度来てみろ!」波の上で満面の笑みを浮かべながら良く聞かされていました。
「遠すぎるし、波無いだろ?機会が有って交通費出してくれるならな!」私も満面の笑みでいつも同じ答え。
実は今年の5月には高校時代の友人がコロナで他界しました。
ラグビー部仲間から知らされました。
数年前に前立腺癌の手術をしたことは聞いていました。
実は先月、その知らせてくれた友人から自身が前立腺癌である事を告白されました。
人間ドックは毎年受けろ!とのメッセージと共に。
私のサーフボードのラミネート仕上げをしてくれていたサーフショップDUCKSの直川武さんも東日本大震災の年に肺癌で亡くなりました。
中学の同窓会では物故の知らせを耳にする事が増えました。
亡くなるのはしょうがない年ですが、同じ時代を生きてきた仲間が居なくなるのはやはり淋しいですね。
改めて平穏で穏やかな晩年を願う今日この頃です。
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