元 本郷高校サッカー部(3年時全国大会3位。然し乍ら、その時は訳ありでラグビー部で全く無関係)が語ってみる。
サッカーワールドカップ 日本 vs クロアチア。
PK戦での敗戦に色々と意見や批判が出ていますが、PKの批判に対しては吉田麻也の
「まったく同じやり方で、東京五輪でニュージーランドに勝っているんですよね。
このやり方が間違いだと思わない。
全部結果論じゃないかと。
逆にニュージーランド戦では言われなかった。
間違いがあったとは選手側としては思わない」
の反論は正論でしょう。
スポーツで選手は試合中、自分を含めどの選手に勢いがあるか感じるもの。
その勢いに乗った選手こそPK成功の確率は高いと思う。
なので事前にキッカーを決める論はある意味ナンセンスに思う。
PKにおいて非常に印象的な選手がいる。
1974年 ワールドカップ西ドイツ大会、準優勝オランダチームのヨハン・ニースケンス。
大会中、オランダの全PK3本を決めている。
たしか予選でも全てキッカーだったと記憶している。
とにかく右足を思いっきり振り抜く。
最初のPKはグループリーグ第2戦のブルガリア戦。
ボールを置いたニースケンスは右足で弾丸のペナルティーキック。
ボールは反応したGKのスタイコフの手をかすめるも、左隅に突き刺さった。
ところがボスコビッチ主審はボールが静止していないとし、PKやり直しを命じる。
ニースケンスはこのやり直しに動じる事もなく、またもや思いっきり左隅に打ち込んだ。
スタイコフは反対側に山をかけていたのか、反応できず。
2点目もPK。
ニースケンスが3たび左隅に突き刺す。
スタイコフは反応するも、シュートが強すぎてはじくことが出来ない。
決勝戦の西ドイツ戦。
キックオフから僅か1分のPK。
ワールドカップ決勝戦、開始1分、アウェーという3重苦もなんのその。
ニースケンスは無造作な助走から右足を思いっきり降り抜いた。
ブルガリア戦での3度のPKを研究したGKゼップ・マイヤーが左に反応した。
しかしながらボールはなんと、ゴール正面に突き刺さった。
まさにズドン。
当時、岡野俊一郎さんがダイヤモンドサッカーでのこのPKを
「研究をしたマイヤーよりも、とりあえず思いっきり決めてやるのニースケンスの精神力が勝りましたね。」
と言っていたのは今でも覚えている。
この大会、間違いなく稀代まれなるスーパースターは背番号14 ヨハン・クライフ。
しかしながら、背番号13 ヨハン・ニースケンスは勢いという点ではクライフ以上だった。
特に決勝の西ドイツ戦。
PKは勢いと、時の運以外の何物でも無し!の良い例。
つまりPKにおいては作戦なんてない。
日本のクロアチア戦において森保ジャパンのPKを批判するよりは、
やはりクロアチアのGK ドミニク・リヴァコヴィッチを湛えるべきである。
まさに神だった。
ただPKの先陣に手を上げた南野、今大会は勢いが無かった。
堂安、浅野なら結果は違ったかもしれない。
しかしながら、あの三笘が2番手で外してる。
やはり結果論でしかない。
ジョーチャンネルで城彰二は監督交代を提案した。
いやいや森保監督は続投でしょう。
サッカー協会は1年契約を提示したと言うが田嶋君はダメ。
経験が成長の糧となり戦術に繋がるのだから、次回の大会まではやらせるべきでしょう。
サッカードイツ代表 (監督, 2006年 - 2021年)、ヨアヒム・レーブの例もあるし。
ただしギャラは上げろ。
1.5億円は安すぎる。
内田篤人が「守ってカウンター戦術」に疑問を呈しているが・・・、現時点では致し方無い。
2010年 南アフリカ大会の岡田ジャパン、大会直前での攻撃的戦術での練習試合では連敗。
アンカーのポジションを導入し、CBプレイヤーの阿部勇樹を抜擢し守備的戦術に変更した結果、ベスト16。
次の2014年ブラジル大会 アルベルト・ザッケローニジャパンは攻撃的戦術で予選リーグ敗退。
攻撃的戦術で可能性が期待出来そうだったのはイビチャ・オシムかも。
ワールドカップでのオシムジャパンは見てみたかった。
森保監督が経験を積み、今よりも注目される日本人プレーヤーが多く現れ、それらが融合した結果、攻撃的サッカーが成り立つ。
ところで、もしかしたら、2022年 カタールワールドカップ 優勝国はオランダかもしれない。
余談
高校サッカー部時代
2006年 イビチャ・オシム監督発足から、2010年 南アフリカ大会の岡田ジャパンまでの、GKコーチの加藤好男さんは私の3学年上の先輩です。
キック力にはぶったまげた。
高校ラグビー部時代
川瀬泰治さん(大坂工大高校(現 常翔学園高校)ー明治大学ー東芝府中)は1学年先輩。
本城和彦さん(国学院久我山ー早稲田大学ーサントリー)は同期。
この二人から、私は大学でラグビーをやるのは諦めろ!の印籠を渡されたようなものです。
共に花園で優勝しています。
両校と練習試合で対戦しましたが、全く歯が立ちませんでした。
まあ当時、高校ラグビー史上最強と比較された両校でしたから。
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