3ケ月前にザクロペインターでカラーをした方が再来いたしました。
写真は3ケ月前の仕上がりの写真です。
このお客様は以前はアルカリカラーで染めていました。
しかしながらここ数年、仕事のストレスで乾癬性紅皮症が悪化しアルカリカラーでの施術は不可能と判断しました。
下の写真は頭皮の状態です。
頭の中から生え際まで乾癬性紅皮症で赤膚になっています。
中間から毛先にザクロペインターの色が残っています。
アルカリカラーやヘナの比べてのザクロペインターの色落ちの程度が解ると思います。
香草カラーでヘナとカラーバターではなくザクロペインターを選択したのは、カラーバターはより色落ちをするので選択肢から外しました。
以前はヘナだったのですが赤みが強すぎるのと毛が太く多いので、細毛猫毛向きのヘナよりもザクロペインターを試してみました
お客様自身でもザクロペインターが一番しっくりするようです。
先日もヘアダイのご希望のお客様がいらしたのですが、毎回カラーの度に沁み、翌日以降は痒みとフケに悩まさせるとの事。
多毛剛毛なのでザクロペインターを説明したところ試してみたいとの事。
カラーで沁みないのは初めて!と感動して頂きました。
但しアルカリヘアカラーが沁みる原因はご自分でお使いのシャンプー剤に原因の可能性が大である事を説明し、沁みる事を諦めずにアルカリカラーで沁みないよう頭皮コンディションを整えていくことが将来の白髪抜け毛対策になる事を説明させていただきました。
ザクロペインターだけでなく香草カラーは基本グレーカラーです。
カラーの際、頭皮が沁みて痒みの出る方はヘナ、ザクロペインター、カラーバターがお勧めです。
『頭皮が沁みて痒み』はアトピー性皮膚炎又はカラー剤による火傷です。
ジアミンでかぶれる方はザクロペインター、カラーバター、ナチュラルとインディゴのみのヘナです。
かぶれとは『頭皮が沁みて痒み』ではなく顔面までが腫れる症状を指します。
かぶれと火傷の違いを正確に認識しましょう。
色持ちはヘナ、ザクロペインター、カラーバターの順です。
皆様が安心してカラーができる様、カラー剤を取り揃えております。
我々は『髪の悩み』『頭皮トラブル』『お肌の悩み』のお悩み解消に力を入れております。酸性パーマ、ノンジアミン、ヘナ、香草カラー、ザクロペインターあります!パート、アルバイトの為の面貸し受付中!
ヘアカラーのお客様です。
Before
ミセスの方です。
半年前にカラーをしたままです。
「仕事の関係で自然毛に近い色にしたいのですが、また明るくするかもしれない!」
というのがご希望です。
After
通常の人間のバージン毛は3〜4レベルです。
一般的なファッションカラーには3、4レベルのものはありません。
暗くしたい場合、以前は白髪染で染めていました。
しかしこの方のように「数か月後に明るくするかも!」という方にはダークな白髪染は使えません。
こげ茶の色素が多く含まれているため、明るくならないもしくは仕上がりで赤みが強く残ってしまいます。
ヘアカラー剤含まれるブリーチ剤は髪の毛のメラニン色素を破壊して明るくします。
カラー剤に含まれる染料を破壊する力は弱いのです。
なので染料の残る髪の毛の色は変えることに適さないのです。
また髪の毛のメラニン色素に赤みが多く含まれているため赤みが残り易いのです。
なのでグレーカラーは使えません。
白髪染めの残っている髪の毛を明るく染める場合は脱染剤で染料を落としてから染めます。
脱染剤はブリーチ剤と違い低アルカリなのでブリーチ程ダメージはありません。
注意しなければいけないのはヘナとマニュキアです。
脱染剤はおろか強力なブリーチ剤でも落とせません。注意が必要です。
通常のカラーとアデクシーカラーの違いは色素量の違いです。
アデクシーカラーはブルー&アッシュ系の色素が多く配合されているので通常のカラー剤でトーンアップ可能です。
ブルー&アッシュ系 は粒子が大きいので毛髪内部に入りにくいという説があります。
皆様の中に過去にアッシュやマット系のカラーは色持ちが悪かった!という経験がある方がいらっしゃると思います。
色素粒子の大きさの関係です。
このお客様は酸熱トリートメント×ストレートもご希望でした。
カラー毛でこの程度の癖の細毛であればここまで伸びます。
参考までに。
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