市販の白髪用トリートメントについて書いてみます。
「市販の白髪用トリートメント、本当に染まるの?」綺麗に仕上げるコツ&おすすめアイテム3選 | 40代のヘアケア・
美しい髪の印象は
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書いてあることは概ね正しく否定はしませんが違った視点で注意をアドバイスします。。
白髪用トリートメントで売れ筋ランキング上位の常連、利尻ヘアカラートリートメントです。
説明文の中に
「ノンシリコン、ノンパラベン。
トリプルPPT成分(ケラチンPPT・シルクPPT・コンキオリンPPT)が傷んだ髪のダメージを補修。
ヒアルロン酸やデンプンポリマーが毛髪を保湿保護します。」
とあります。
シリコン、パラベンはさほど問題ではありません。
ヒアルロン酸、でんぷんポリマーは全く問題ありません。
PPT成分が問題です。
PPTそのものは複合アミノ酸で問題は無いのですが、トリートメントで使うにはカチオン化しなければなりません。
界面活性剤において安全な順はノニオンで、次いでアニオン、カチオンです。
カチオンの物を毎日使うのは頭皮にダメージが蓄積される懸念が有ります。
なので抜け毛や細毛が気になる方が毎日使うのはお勧め出来ません。
染料は
4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール HC青2 HC黄4 塩基性青99 塩基性茶16 塩基性赤76 塩基性黄57
とあります。
これらはルージュやアイシャドーに使われる安全な染料です。
ある意味、月1回程度のヘアカラーであれば、残留アルカリを除去さえすれは、頭皮ダメージは少ないような気がします。
因みにヘナには界面活性剤は含まれておりません。
「ヘナをし続けるとパーマがかからなくなる!」
という方がいますが、それはありません。
ヘナが髪の毛をコーティングし続け、パーマ剤が浸透しにくくなるからという理屈らしいのですが。
パーマ剤の粒子はかなり細かくなっているのでヘナの髪でも十分浸透します。
では何故そのように言う方がいるのでしょうか?
日本でヘナでのヘアカラーが始まって30年位経ちます。
それまではアルカリカラーが一般的でした。
当時のアルカリカラーにおいては今日ほど美容師の知識が乏しかったので髪の毛の状態にかかわらず、
一律6%の過酸化水素を使い、マニュアル通りに30分の放置でした。
当然、ダメージが出ます。
ダメージ毛は非常にパーマがかかり易いのです。
ところがヘナの登場によってアルカリと過酸化水素のダメージが起こらなくなります。
当然アルカリカラーと比べて、健康毛になるでパーマがかかりにくくなります。
更に、同じ頃に低刺激性のパーマ剤が多く現れたのも「ヘナ=パーマがかからない論」に拍車をかけたのでしょう。
ヘナの欠点はヘナの色がカットで切り落とされるまで残ってしまう!という欠点があります。
ブリーチしても黄ばみが強く残ります。
ヘナの染着力の強さ故です。
カラートリートメントのランキングの一覧表です。
『カラートリートメント最新ランキング』解析ドットコム
製品名をクリックすると内容成分と解説が見れます。
染まりがよいのは刺激性が強く、低刺激の製品はおしなべて「染まらない」とあります。
因みに順位はあまりあてにならないと思います。
まあそんなもんでしょう。
参考にしていただければ幸いです。
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