アデクシーカラーの仕上がり感
ヘアカラーのお客様です。
Before
ミセスの方です。
半年前にカラーをしたままです。
「仕事の関係で自然毛に近い色にしたいのですが、また明るくするかもしれない!」
というのがご希望です。
After
通常の人間のバージン毛は3〜4レベルです。
一般的なファッションカラーには3、4レベルのものはありません。
暗くしたい場合、以前は白髪染で染めていました。
しかしこの方のように「数か月後に明るくするかも!」という方にはダークな白髪染は使えません。
こげ茶の色素が多く含まれているため、明るくならないもしくは仕上がりで赤みが強く残ってしまいます。
ヘアカラー剤含まれるブリーチ剤は髪の毛のメラニン色素を破壊して明るくします。
カラー剤に含まれる染料を破壊する力は弱いのです。
なので染料の残る髪の毛の色は変えることに適さないのです。
また髪の毛のメラニン色素に赤みが多く含まれているため赤みが残り易いのです。
なのでグレーカラーは使えません。
白髪染めの残っている髪の毛を明るく染める場合は脱染剤で染料を落としてから染めます。
脱染剤はブリーチ剤と違い低アルカリなのでブリーチ程ダメージはありません。
注意しなければいけないのはヘナとマニュキアです。
脱染剤はおろか強力なブリーチ剤でも落とせません。注意が必要です。
通常のカラーとアデクシーカラーの違いは色素量の違いです。
アデクシーカラーはブルー&アッシュ系の色素が多く配合されているので通常のカラー剤でトーンアップ可能です。
ブルー&アッシュ系 は粒子が大きいので毛髪内部に入りにくいという説があります。
皆様の中に過去にアッシュやマット系のカラーは色持ちが悪かった!という経験がある方がいらっしゃると思います。
色素粒子の大きさの関係です。
このお客様は酸熱トリートメント×ストレートもご希望でした。
カラー毛でこの程度の癖の細毛であればここまで伸びます。
参考までに。
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