この記事は正確ではないので解説します。
【美容室】施術中に“カラー剤”が染みた…どうする? 美容師が「我慢せずにすぐ伝えて」と訴えるワケ
「カラー剤が染みる原因は、主にカラー剤に含まれている『ジアミン』です。
体調や季節に関係なく、毎回、カラー剤が染みる場合、体質的に『ジアミン』アレルギーの可能性があるため、ノンジアミンのカラー剤や他の薬剤で染める方法を取るのがベストですね。
実はカラー剤が染みる原因は『ジアミン』よりは『アルカリ』の方が可能性大です。
当店において、ネットで『ジアミンアレルギー』『ノンジアミンカラー』等のジアミンの検索でご来店される方の90%以上はジアミンアレルギーではなく接触性皮膚炎です。
改めてジアミンアレルギーと接触性皮膚炎の違いを説明します。
『ジアミンアレルギー』
カラー剤が付着しない部分まで広範囲に炎症反応が出ます。
なのでパラフェニレンジアミンは勿論、パラアミフェノール、酸性トルエン―2.5-ジアミンが原因です。
ここまで広範囲に出ないまでも、湿疹の様な軽度の炎症反応の方もいらっしゃいます。
『接触性皮膚炎』
この様にカラー剤が付着した場所にのみ炎症反応が出ます。
圧倒的にこちらが多い。
アトピー性皮膚炎の方もこちらです。
軽度の接触性皮膚炎であれば、良質なアミノ酸シャンプーに変えれば治ります。
カラー剤の染料は大きく分けて、
直接染料、塩基性染料、酸化重合染料(ジアミン染料)
の3種類です。
直接染料は口紅やアイシャドウ等のメークの色物に使われています。
塩基性染料は絹や羊毛などの動物性繊維や、アクリルなどの化学繊維に染着する染料です。
ヘアマニキュアもこれで、毛髪の表面にイオン結合で色味を付けます。
これらは着色です。
ジアミン染料は酸素と反応し毛髪内部で酸化重合し『発色』します。
毛髪内部に浸透させる必要からアルカリカラーに使われます。
実は酸化重合染料は50種類以上あり、
パラフェニレンジアミンは、パラアミフェノール、酸性トルエン―2.5-ジアミンの3種類のみがアレルギーの原因です。
ではカラー剤の種類とアレルギーと刺激性とりリスクについて説明します。
*アルカリカラー(ヘアダイ)
ジアミン&アルカリなのでジアミンアレルギーと接触性皮膚炎のリスク
*ノンジアミンアルカリカラー
接触性皮膚炎
*ヘナ
ナチュラルとインディゴと合成ヘナのみノンジアミン&ノンアルカリ
ケミカルヘナのみジアミンアレルギー
*和漢ナチュラルハーブカラー
ジアミン&ノンアルカリ
ジアミンアレルギー
*ノンジアミンノンアルカリカラー、ザクロペインター
ほぼノンリスク
ザクロペインターの方が触感が良く、刺激は皆無のようです。
アトピー性皮膚炎の場合、ノンアルカリであればほぼ問題ありません。
「染みる度合いにもよりますが、頭皮のかゆみが何日も続いたり、やけどのような状態から水ぶくれができたり、もっと重篤なアレルギー反応としてアナフィラキシーショックを引き起こしたりするケースもあるんですよ。
万が一、カラー剤が染みた場合は、我慢しないでいただきたいです」
とありますが、
頭皮のかゆみが何日も続いたり、やけどのような状態から水ぶくれができた場合、
皮膚科で原因を調べてもらうのをお勧めします。
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