カットや新しい商材薬剤のセミナーにはいくけど、マーケティングセミナーにはいかなくなった。
経営戦略系のセミナーは新鮮味が無い。
強いて言えば、行くのはWEBと労働問題系。
労働問題は複雑で注意が必要なので。
例えば
『求人』のテーマ
人を集める⇒売り上げを作る!
というロジックなんだが、今課題なのは生産性の向上。
どうやって一人の生産性を上げ、社会保険に加入しても利益を出すかが課題。
視点がずれているし、もう小手先では人は集まらない。
求人にお金をかけても人が集まらないのは今の日本の現状。
唯一は美容学校に足しげく通い、パイプを作るしかない。
後は口コミでパートの確保。
『教育』がテーマの講習
これも昔から変わらない。
教育とは要は自店の技術、自分のアイデンティティーと哲学を教えればよいだけの話。
必要なのはテクニックではなく熱意。
それらが無い経営者は講習に頼る。
スタッフ教育とは自分が学び経験したことをスタッフに継承するだけの事。
継続の為には経営者が日々学び続けなければならない。
それを怠るから教育できなくなる。
スタッフにやる気を出させる!なんてのに集まるが、
経営者自らがやる気が無いのとちゃう?
早期育成とかも今はそんな時代じゃない。
付け焼き刃ではお客様は満足しない。
『客単価アップ』
小手先のトッピングばかり。
スパやれとか、トリートメントがどうだこうだとかダブルカラーとか。
スパは回転率を下げるので諸刃の剣。
トリートメントは、パーマカラーならするのは当たり前。
高齢化社会にダブルカラーか?
客単価アップにはカット料金を上げるのが最重要課題。
平均で30〜40分かけて¥4000以下では時間生産性がマイナス。
どうしたら¥5000以上でお客様が満足させられるか?
要はカット技術とセンスでしょう。
但し、商材や薬剤は常に新しいものが出てくるので外せません。
今はアレルギーや皮膚炎の方が多いのでそれに合わせたものが必要になります。
当社でもOPEN当時はパーマ剤はチオグリコール酸と+シス系でしたが、
現在は化粧品分類のもので、全く異なる還元剤のものがかなり増えました。
カラー剤も1ラインでしたが現在、草木染めを含め5ラインです。
更に植物系1ラインを検討中です。
先日、経営者が切れ者で有名な某大手サロンがファンドに飲み込まれた!との情報が最近耳に入りました。
知り合いの営業に、経営者が有能過ぎてコンサルタントに入れない!と言わしめた経営者です。
多分経営の縮小に入るでしょう。
近くの違うチェーン店のサロンが2店、アイサロンに鞍替えしました。
うち1店は現在は学習塾です。
ある経営者の集まりで
「実は店舗を閉めます。良かったら経営を引き継いでいただけませんか?」
と耳元で囁かれました。
その経営者に数年前
¥1000カット、面貸し、業務委託を何とかしないと我々の業界が無くなってしまう!
と警告しましたが、帰ってきた答えは
「それぞれの経営者が努力すればいいんです。」
『いきなりステーキ、赤字転落で一斉大量閉店…価格乱高下で客が“得体の知れない不安”』
この記事の中で興味深いのが『価格改定繰り返し価格帯が不明瞭に』の記述。
美容室もトッピングメニューと割引で利用者からは価格が解りにくくなってしまった。
それとカットのランク別料金。
先月までスタイリスト料金だったが、今回はトップスタイリスト料金。
今回の担当者はディレクター料金など、これが利用者にとって不評。
それと近年の業界人の質の低下。
担当者を後輩に引き継いだ場合、前任者よりも多くの場合資質が劣る。
経験年数の違いだけとは言い切れない。
外国人技能研修制度の受け入れとか、とち狂った大人のせいで
いよいよ美容室冬の時代から氷河期へ。
我々は『髪の悩み』『頭皮トラブル』『お肌の悩み』のお悩み解消に力を入れております。
ヘナ(香草カラー)あります!
パート、アルバイトの為の面貸し、業務委託受付中!