コロナ騒ぎで美容室のご利用が減少傾向にあるようです。
ヴァンテアンでも遠方からの電車を乗り継いでのお客様がご来店を見合わせるようです。
来店周期が伸びますので、当然ヘアスタイルの賞味期限は切れています。
特に白髪染め!
マンスリーでカラーをしていたお客様は、間で仕方なくホ―ムカラーをします。
なのでお客様にホームカラーの注意点をレクチャーをさせて頂いております。
今回ホームページにてホームカラーの注意点を含めレクチャーいたします。
ビゲンカラーのHPを例にとって説明いたします。
ホームカラーの中でカラートリートメントタイプととマスカラタイプはとりたてて注意点はありません。
ポンプカラーとヘアカラークリームは内容成分は同じです。
ただポンプの泡の方が塗りやすいだけです。
重要なのが2剤のコントロールです。
2剤は6%の過酸化水素です。
2剤の働きは髪の毛のブリーチと1剤の染料の発色です。なので明るい色があるヘアカラークリームは2剤が多めなのです。薬剤が強めで痛むのでアフターカラー美容液付きなのでしょう?(気休め程度)
両方とも1剤は乳白色、若しくは黄色です。茶色ではありません。
1剤の色素が過酸化水素により酸化重合し茶色に染まるのです。
下がヘアカラークリームのカラーチャートです。
ポンプカラーより明るい色があります。
なので2剤の過酸化水素濃度を高めるために2剤の量が多めなのでしょう。
明るさとダメージは比例します。
また明るい色は色落ちが早いのです。
なので3番より下の暗い色をお勧めします。
では手順です。
1.1剤と2剤を混ぜるのですが、その際2剤は水で薄めます(暗め仕上がりでブリーチの必要があまり無いので!)。
1剤と同量にし、残りは捨てます。
両方とも1剤は40gなので、2剤は20ml+水20ml=40mlにしてからまぜます。よ〜く混ぜます。
(混ぜ方が甘いと髪の毛が痛む原因です。)アルカリ水素水を使うと効果的です。
2.髪の毛を霧吹きで濡らし良く溶かしてウェットで塗ります。
パッケージには『乾いた状態で!』とありますが問題ありません。
乾いた状態で薬剤の量を多く使わせたいだけです。
3.放置時間は指定時間の半分以下を目安に。
薬剤の反応は人それぞれです。
時間とダメージは比例します。
サロンでのカラー剤も設定時間は30分ですが、最短の方は10分です。
4.薬剤が着いた状態で良く泡立てます。髪の毛を傷めないための重要な作業です。
軽く薬剤を洗い→これがあくまでも軽くでカラー剤を少し髪の毛と頭皮に残します。
その残留カラーがある状態でシャンプー剤を付けシャンプーして流します。
理由はシャンプー剤とカラー剤を同化乳化で残留アルカリを防ぎます。
残留アルカリがダメージの大きな要因です。
最後に炭酸水(市販の炭酸水で構いません)で流して終了。
炭酸はカラー剤のアルカリを中和する働きがあります。
ホームカラーは染めるというよりはぼかすという感覚で行いましょう。
きれいに染まるのはオーバータイム等でダメージを伴います。
個別の方のお悩みにもアドバイスいたします。
お気軽にメールフォームにてお問い合わせ下さい。
我々は『髪の悩み』『頭皮トラブル』『お肌の悩み』のお悩み解消に力を入れております。
ヘナ(香草カラー)あります!
パート、アルバイトの為の面貸し受付中!